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SNSがあればホームページは存在意義が無い!?
昨今はSNSが充実するようになりFacebookをはじめ自社用にアカウントを取得する事が珍しくなくなりましたSNSを活用すればホームページは必要ないケースもあります。中には十分なコンテンツを備えているものもあり必要最低限の情報は伝達出来るものもあります。ビジネスモデルによってはSNSだけで十分問題なく売り上げを上げられるものもあるのでホームページを持たない選択肢もあります。
ユーザーの動きを知ればホームページは重要
スマホの普及でユーザーはSNSでもホームページでもブログであっても関係なく閲覧するようになっていて一部のユーザーはほとんど何も意識せずにアクセスしている人もいます。インフルエンサーの熱烈なファンであれば彼らの発信する商品に強く関心を持ってくれるのでSNS上で購買するなどの行動を起こします。
こうしたケースではSNSのみで完結しますが多くのユーザーはSNSやネット検索で情報を得る場合信頼性を求める+更に多くの情報を必要とします。その時に参考・確認に活用するものが「ホームページ」となります。
ホームページが存在しない・検索出来ないのはリスク
例えば口コミで商品名を聞いた時、サービス名を聞いた時に現在のネット利用者はスマホが手元にあります。過去にはパソコンがメインであった時期がありますがこの頃にはパソコンを持たない人、常に持ち歩いていない為即座に検索する事が難しかったのですが現在は多くがスマホでネット検索が可能です。
人から聞いた商品、気になる商品を探すとき気になるサービスを提供している会社を探すときには躊躇なくネット検索を利用しています。そこで自社ホームページが存在しないもしくは古い形式のホームページが出てくるとビジネスチャンス・見込み客を逃す可能性があります。
信憑性の確認にも一役買うのがホームページ
ホームページは2021年現在では一般化しており多くのショップ・会社が公開しています。例えば融資審査の時、新規決済サービス等を申し込む際にもホームページのアドレスの記載を求められますがこれは審査担当者がホームページのアドレスや運営者、事業実態の確認を行う為のものです。
ホームページはサービスそのものを証明する為の説明書のような意味合いも持ち始めています。これは審査機関だけではなく顧客も同じようにネットに詳しい・慣れてきた事でホームページを見て信憑性をチェックする事が増えています。
まだネット普及が始まった当初はホームページが無い、ホームページが存在するだけで価値が生まれましたがネット普及が進んでいる現在ではホームページそのものの質も無視出来ません。
せっかくアクセスされても印象を悪化させないために
前記の事を考えられると、ホームページに対してある程度のしっかりした準備とチェックが必要なことがあって最低限必要な部分を満たしたものを公開したいと思うはずです。印象が良くならなくても「印象を悪くさせる」ものは公開しないほうが無難と言えます。特にどういったものが印象悪化に繋がるかというと
- パソコンで見た時に見た目が古い印象のデザイン
- スマホで見た時に文字が小さい・最新デザインではない
- 表示が遅い・画面上に綺麗にデザインされていない
- アドレスが共用アドレスとなっている(ドメイン)
- サービスと関係ないアドレス(ドメイン)
- サービス内容が的確に説明されていない
- イメージが良くない・印象悪化に繋がる内容
こういった要素が積み重なると信頼性に影響しがちです。例えばアクセスする為のアドレスですが共用サービスを無料で使う場合など低い経費と手軽さから最初の一歩には最適ですが共用のアドレスとなることから不信感を抱くユーザーも一定数存在しています。
「無料ホームページを使っている会社」というイメージがホームページも用意出来ない資金状態では?といったマイナスイメージに働く事もあります。無料サービスは優れたものもあるため否定できませんがメインのホームページとしては説得力に欠ける事があります。
独自ドメインを使って自社専用の分かりやすいアドレス関連したアドレスを使う事で信憑性が向上し名刺等に印刷して広告する場合にも印象がグッと上がります。独自ドメインにした事でアクセスが向上したりGoogle検索結果に影響が出たりはほとんど関係ないですが人に与える印象・信憑性には変化があるでしょう。
見た目の印象の古さ・スマホ対応が甘いと損失が多い
スマホが普及した事でいつでもどこでも簡単に気になる情報を探して閲覧する時代になりました。そうしている間に病院を検索したり、気になるお店を検索すると困った経験があるかと思います。「見にくい」ホームページがある事です。
実際問題、私も仕事上散々ホームページを閲覧しますが、どうみても非レスポンシブ(パソコン専用のホームページ)でスマホで表示した時にスマホ専用のデータが用意されてなく見にくいホームページが結構ありますね。
WEB開発者でもこうしたホームページを見ると閉じたくなります。でも我慢して拡大してみたり、画面外にはみ出した部分をスクロールしてみたり苦労して見ようとします。この時点で結構なストレスを感じています。そのうち画面を早くに閉じてしまいますね。残るのはどうしてこういう見にくいホームページなの?どうしてこれで大丈夫と思っているの?
といったマイナスイメージです。せっかく素晴らしいお店でも、会社でもサービスでもホームページが良くないと残念だなと思いますね。もし自分でホームページをお持ちで放置したままであれば自分のスマホでアクセスする事が大事です。どういう見え方をしているのかを認識して改良しなければ、また新しい顧客が嫌な印象を持ってしまいます。
- 現代風の印象の良いデザインを採用する
- スマホ全機種で快適に見られる文字サイズ
- スマホ全機種で快適に見られるデザイン
- 押しやすいボタンサイズ・設置
- パソコンで快適に見られるデザイン
- サービスに合った独自のアドレス(ドメイン)
- 悪印象を与えないホームページ
結論:SNS+ホームページは現在も基本
Twitter、InstagramなどSNSが大人気の現在でもホームページは軸となる存在なので適当では勿体ないです。例えばSNSで広告をしてLPに来てもらって購入されるSNSで日常の業務の出来事を呟いたらそれを見た方がホームページに来てくれて事業内容を知るこうした流れがとても大事な事を理解しておくとホームページの作り方、構成が適当だと損をする事がわかります。
SNS上では使えきれない事もホームページ上なら文字制限も規制も排除出来るので説明機会が出来ます。信憑性も高める場にもなる事があるのでSNSとホームページのペアリングは必要と考えましょう。SNSのみで成立するビジネスもあるので例外はありますが一般的にはSNSとの連携が重要な要素になってきます。